けんぽからのお知らせ
保健指導実施のご案内(令和6年度)
2024/08/05
オカムラグループ被保険者の皆さんへ
今期の定期健康診断(事業主実施)が実施され、受診された方の結果がではじめました。
つきましては、健康診断の結果で、残念ながら生活習慣病の改善指導対象となる検査数値の方に、健康指導を実施します。
対象となられた方には、別途健康指導のご案内をいたしますので、ご参加をお願いします。
これから健康診断を受診される方は、終了され結果が出ましたら順次対応いたします。
なお、健康指導には下記のように、年齢や健診結果の値により指導に分類されます。
1.特定保健指導「積極的支援」・・・・40歳以上の方で、健診結果が重度の方
2.特定保健指導「動機付け支援」・・・40歳以上の方で、健診結果が中度の方
3.保健指導 ・・・40歳以下の方で、生活習慣改善が必要な方
4.重症化予防(重・中・軽度) ・・・全年齢で「血糖値」が基準以上の方
※1,2,は、法令による実施で、厚生労働省への報告が義務付けられています。
【健康指導の対象者の判定基準値】
各健康指導の対象者は、健診機関および健康法の基準により選考されています。下記基準表をご参照下さい。
1.特定保健指導「積極的支援」および2.「動機付け支援」の区分け
特定保健指導のレベル分けの基準 | ||||
追加リスク | 対象区分 | |||
①腹囲またはBMI | ②脂質 (下記のいずれか) 中性脂肪 150㎎/dl以上 HDLコレステロール40mg/dl未満 | 喫煙歴 (最近1カ月) |
40~64歳 |
65~74歳 |
③血圧 (下記のいずれか) 収縮期血圧 130mmHg以上 拡張期血圧 85mmHg以上 | ||||
④血糖(下記のいずれか) 空腹時血糖100mg/dl以上 HbAlc 5.6%以上 | ||||
腹囲が基準値以上 ・男性85㎝以上 ・女性90㎝以上 | ②~④のうち 1つ該当 | なし | 動機付け支援 | 動機付け支援 |
あり | 積極的支援 | 動機付け支援 | ||
②~④のうち 2つ以上該当 | - | 積極的支援 | 動機付け支援 | |
腹囲が基準値内 BMI 25以上 BMI=体重㎏/(身長m)² |
②~④のうち 1つ該当 | なし | 動機付け支援 | 動機付け支援 |
②~④のうち 2つ該当 |
なし | 動機付け支援 | 動機付け支援 | |
あり | 積極的支援 | 動機付け支援 | ||
②~④がすべて該当 | - | 積極的支援 | 動機付け支援 |
3.保健指導(40歳以下)
年齢 | 基準(特定保健指導「動機付け支援」同等) |
40歳以下で基準に該当する方 | 血糖値 HbA1cの値が 5.6~5.9の方 ※BMIの数値が25以上、25未満によりカリキュラム内容が異なります。 |
4.重症化予防
年齢 | 基準 血糖値検査の結果で判断 |
年齢に関わらず | 軽度・中度:HbA1cの値が 6.0~9.0の方 重度:HbA1cの値が 9.1以上の方 ※但し、特定保健指導に該当する場合は、特定保健指導を優先します。 |
【お問合せ先】
保健指導全般に関するお問合せは、オカムラグループ健康保険組合まで TEL 045(330)4976
保健指導開始後の内容については、指導ご案内時の実施委託先まで
【よくあるご質問】
Q1:なんで私が健康指導の対象なのでしょうか? | A1:ご自身の健診結果と健康指導対象者の基準値を参照され確認下さい。なお、健康診断の結果は、受診後に紙で配布されているか、もしくは「けんぽホームページ」の「健康マイポータル」から「健診結果」をご参照下さい。 ※URL https://okamurakenpo.or.jp/health/myportal.html |
Q2:特定保健指導や保健指導の目的は、なんですか? | A2:特定保健指導は、主にメタボリックシンドロームの予防や解消を目的に行われる健康支援のことです。基準に基づいて、メタボリックシンドロームの人には「積極的支援」、その予備群には「動機づけ支援」が行われます。また、重症化予防の観点から、メタボリックシンドロームに当てはまらない場合でも、高血圧や糖尿病、脂質異常症、喫煙などのリスクがある人への支援がなさています。 |
Q3:昨年(過去)にも、健康指導の対象となり受講しましたが、今回も必要でしょうか? | A3:残念ながら、健診結果がまだ基準以下に達しておりません。継続の健康指導再受講をお願いします。なお面談時に過去にも受講した旨、お伝えいただくと指導に反映されると思います。 |
Q4:健診結果で「要治療」や2次健診受診時に医師から治療や投薬がされました。治療中でも、健康指導を受講しなければなりませんか? | A4:健康指導は、生活習慣病改善指導(指導によっては血糖値、血圧測定などもあり)ですので、治療と併行して受講いただけますようお願いします。 但し、治療の支障がある場合には、事前に医師と相談下さい。 |
Q5:仕事が忙しく、健康指導を受講できません。 | A5:どうしても業務調整が難しい場合は、職場の上司、所属長へ相談下さい。 |
Q6:健康指導は無料ですか?何か薬とか健康器具とか売りつけられませんか? | A6:指導の費用は、健康保険組合が負担しますので個人の費用はかかりません。また指導に関して薬剤や器具の追加費用もありません。指導により、検査キットなどを使用する場合も、費用は健保負担です。※但し、個人的な理由で、指導外に購入されたものは含みません。 |
Q7:なんのために健康指導を受けるのですか? | A7:第一には、あなたの健康のためですが、もしあなたが生活習慣病による重い病に罹った場合、職場やご家族への影響は大きいです。できるなら改善いただく機会となると思いますので、是非受講下さい。 |