けんぽからのお知らせ

健康指導(特定保健指導他)実施のお知らせ【令和7年度】

2025/08/15

オカムラグループ被保険者の皆さんへ

令和7年度の定期健康診断(各会社・事業主実施)が実施され、受診された方の結果がではじめました。つきましては、定期健康診断の結果で、生活習慣病の改善指導対象となる検査数値の方に、健康指導を実施します。

それぞれ健康指導の対象となられた方には、別途、健康保険組合より『健康指導のご案内』をいたしますのでご参加をお願いします。

定期健康診断を受診を終了される方から順次対応いたします。
なお、健康指導には下記のように、年齢や健診結果の値により指導に分類されます。

【1.健康指導の種別と対象者】 

1.特定保健指導「積極的支援」・・・・40歳以上の方で、健診結果が重度の方

2.特定保健指導「動機付け支援」・・・40歳以上の方で、健診結果が中度の方

3.保健指導          ・・・40歳以下の方で、生活習慣の改善が必要な方

4.重症化予防(重・中・軽度) ・・・全年齢で「血糖値」が基準以上の方

               ※1,2,は、法令による義務で、実施結果は厚生労働省への報告が義務付けられています。

【2.健康指導の対象者の判定基準値】 

 各健康指導の対象者は、健診機関および健康法の基準により選考されています。下記基準表をご参照下さい。

1.特定保健指導「積極的支援」および2.「動機付け支援」の区分け

特定保健指導のレベル分けの基準
追加リスク 対象区分
①腹囲またはBMI ②脂質 (下記のいずれか)     中性脂肪 150㎎/dl以上      HDLコレステロール40mg/dl未満  喫煙歴  (最近1カ月)


40~64歳


65~74歳


③血圧 (下記のいずれか)           収縮期血圧 130mmHg以上    拡張期血圧 85mmHg以上
④血糖(下記のいずれか)     空腹時血糖100mg/dl以上   HbAlc 5.6%以上
腹囲が基準値以上        ・男性85㎝以上           ・女性90㎝以上 ②~④のうち 1つ該当 なし 動機付け支援 動機付け支援
あり 積極的支援 動機付け支援
②~④のうち 2つ以上該当   - 積極的支援 動機付け支援
腹囲が基準値内              BMI 25以上                 BMI=体重㎏/(身長m)²


②~④のうち 1つ該当 なし 動機付け支援 動機付け支援
②~④のうち 2つ該当

なし 動機付け支援 動機付け支援
あり 積極的支援 動機付け支援
②~④がすべて該当 積極的支援 動機付け支援

3.保健指導(40歳以下)

年齢 基準(特定保健指導「動機付け支援」同等)
40歳以下で基準に該当する方 血糖値 HbA1cの値が 5.6~6.2の方               ※BMIの数値が25以上、25未満によりカリキュラム内容が異なります。

4.重症化予防(血糖値の値により軽・中度/重度に分かれ別メニューで指導)

年齢 基準  血糖値検査の結果で判断
年齢に関わらず 軽度・中度:HbA1cの値が 6.3~9.0の方               重度:HbA1cの値が 9.1以上の方                   ※但し、特定保健指導に該当する場合は、特定保健指導を優先します。

【3.よくあるご質問】

Q1:なんで私が健康指導の対象なのでしょうか? A1:ご自身の健診結果と健康指導対象者の基準値を参照され確認下さい。なお、健康診断の結果は、受診後に紙で配布されているか、もしくは「けんぽホームページ」の「健康マイポータル」から「健診結果」をご参照下さい。 ※URL  https://okamurakenpo.or.jp/health/myportal.html
Q2:特定保健指導や保健指導の目的は、なんですか? A2:特定保健指導は、主にメタボリックシンドロームの予防や解消を目的に行われる健康支援のことです。基準に基づいて、メタボリックシンドロームの人には「積極的支援」、その予備群には「動機づけ支援」が行われます。特定保健指導は法令義務で、厚生労働省への結果報告が義務づけられています。また重症化予防の観点から、メタボリックシンドロームに当てはまらない場合でも、高血圧や糖尿病、脂質異常症、喫煙などのリスクがある人への支援をしています。
Q3:昨年(過去)にも、健康指導の対象となり受講しましたが、今回も必要でしょうか? A3:健診結果がまだ基準以下に改善されておりません。ですので、再度(継続)の健康指導再受講をお願いします。なお面談時に過去にも受講した旨、お伝えいただくと指導に反映されると思います。(状況によります)
Q4:健診結果で「要治療」や2次健診受診時に医師から治療や投薬がされました。治療中でも、健康指導を受講しなければなりませんか? A4:定期健康診断時の問診表で、既に治療中(服薬中)と申告されている方は、特定保健指導の対象者には、なりません。特定保健指導以外の指導には対象となる場合があります。その際は、治療と併行して生活指導等を受講してよいかを主治医に確認の上、ご参加いただけますようお願いします。
Q5:仕事が忙しく、健康指導を受講できません。 A5:あなたの健康が第一優先と考えますが、どうしても業務調整が難しい場合は、職場の上司、所属長へ相談下さい。
Q6:健康指導は無料ですか?何か薬とか健康器具とか売りつけられませんか? A6:指導の費用は、健康保険組合が負担しますので個人の費用はかかりません。また指導に関して薬剤や器具の追加費用もありません。指導により、検査キットなどを使用する場合も、費用は健保負担です。※但し、個人的な理由で、指導に含まないものを購入された等は含みません。
Q7:なんのために健康指導を受けるのですか? A7:「あなたご自身の健康のため」ですが、もしあなたが生活習慣病による重い病に罹った場合、職場やご家族への影響は大きいです。できるなら改善いただく機会となると思いますので、是非受講下さい。

【4.お問合せ先】

保健指導全般に関するお問合せは、オカムラグループ健康保険組合まで TEL 045(330)4976

保健指導開始後の内容については、指導ご案内時の各実施先(委託会社)まで